偏った姿勢や動作を長く続けることは、骨盤のゆがみの原因になります。つまり、スポーツのほとんどは骨盤のゆがみの原因になり得るということです。
人間には右利き左利きというものがありますが、右利きの人が右手で重いものを持てば、身体はバランスを取るために無意識に左に傾きます。スポーツにしても、ほとんどの種目に右利き左利きが関係します。また、スポーツだけに限りませんが、人が日常的に行う仕草の姿勢は前傾姿勢が多いです。このように偏った姿勢や動作が毎日の習慣として積み重ねられているうちに、骨盤はゆがんでいきます。
もちろん、骨盤のゆがみを防ぐのに有効なスポーツもあります。なんといっても、一番効果的なのは水泳でしょう。水泳は全身を使う運動である上、左右の手足の動作に偏りがないため、習慣的に続ければ骨盤のゆがみを防ぐことができます。
特に、腰を回転させるクロールなどは腰を自在に回転できるように正しいフォームを身につければ、骨盤の調整にも役立ちます。また、正しいフォームを身につけることによって太ももの内側の筋肉が鍛えられ、骨盤が開くのを抑え、骨盤を正常な位置に保つことができます。
水泳に限らず、足腰に筋肉をつけることは、骨盤のゆがみを防ぐのに有効です。特に上半身と下半身をつなぐ大腰筋を鍛えることで、骨盤のゆがみの防止や矯正が可能です。なぜなら、骨盤のゆがみは、運動不足などによりこの大腰筋が衰えたことによって起こるからです。